昨夜、なにげなんくテレビを見ていたら、「私の家政夫ナギサさん」という新番組が流れ始めました。

ついつい見入って、最後まで楽しんだ次第。

多部未華子さんが主演するドラマで、昨日が15分拡大版で第1話目でした。

ストーリーは、MR(医薬情報担当者)としてずっと営業成績トップを維持していたという、凄腕でバリバリ働く28歳の独身女性・相原メイ(多部未華子さん)が、おじさん家政夫の鴫野ナギサ(大森南朋さん)を雇ったことから巻き起こる騒動を描くラブコメディーのようですが、仕事のあり方を考えさせられる内容でした。

無敵のMRであるメイの前に、ライバル製薬会社のMR・田所(瀬戸康史さん)が突然現れ、制約寸前まで言っていた商談が、その努力のかいもなく、ライバル会社に奪われてしまうという展開。

仕事で成果を出せなかったメイが落ち込むシーンには、『仕事ができない私なんて価値がない』と言う台詞が印象的でした。

ライバル会社の薬と自社の薬の違いを分析し、勝っているところを寝ずに分析し懇切丁寧に説明したにもかかわらず、ドクターから「他社と契約することになりました」と告げられてしまう・・・。

その熱意と努力は認めるので、他社に決めた理由を聞かせてもらいショックを受けるメイ。

その理由とは・・・

メイは、自社製品と他社製品の違いを調べ一生懸命プレゼンしたのに対して、ライバルの担当は、製品比較ではなく、診療の待合室で待っていられる患者さんの特徴をつかみ近隣の会社勤めの方が多いのに気づき、即効薬がニーズに合うのではという提案をしてその薬をドクターが受け入れる決定をされたという内容。

ドクターは製品の差はそんなにないと判断したのもその決断をした理由の一つとのこと。

我々の仕事にもいえるのではと思わず思った次第。

相手の立場を理解して相手が欲している商品を提供しようとするのではなく、売り手主体で売り手の商品やサービスの利点を力を込めて説明する・・・。

いかにお客様に寄り添うかということの大事さを痛感した次第でありました。

このドラマは、おじさん家政婦の家事スキルの高さと、その家政婦のお母さんのような包容力と暖かさに癒やされていくような展開が見物のようですが、仕事のあり方も考えさせられるドラマです。

風船にたとえるシーンもコミカルですね。

それにしても、以前NHKで放送された多部未華子さん主演の番組「これは経費で落ちません!」も面白かったですね。

領収書や請求書から見える思わぬ人間関係が毎回展開される番組でした。

次週も楽しみにしたいと思います。

https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/

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