発する言葉についてです。
昨日、ネットで書かれていた事柄です。
1.人生は、普段使う言葉で左右されるとのこと。
・言葉の持つパワーは大きい。
・ネガティブな言葉ばかり使っていれば、自然とネガティブなことばかりに気が付くようになる。
・反対にポジティブな言葉を常に使っていれば、そのように人生も流れて行くようになる。
メンタルトレーナーの西田先生が、よくおっしゃっていた言葉を思い出しました。
私たちの脳は、実際にそのように反応するとのこと。
これは、心理学の世界でも証明されているようですね。
2.「でも」「だって」「どうせ」のDが付く3つの言葉を使っていると、出来ることも出来なくなってしまい、結果悲観的な人間になってしまう。
・自身に向けて日ごろ使っている言葉を、今一度見直すことでいつでも前向きに物事をとらえる。
・そのような言葉を選んで使っていくことで、人生はどんどん好転して行く。
自身が使う言葉が自身の人生を決め、自身が使う言葉が自身の人生を変えることが出来るということのようですね。
さらに、『責思考が人を成長させる』というコラム記事を見つけました。
本コラムの「転載・引用」はご自由にと書かれてありますので、そのまま紹介させていただきます。
極端な「他責思考」は、狭い世界に自分を閉じ込め、自己成長をとめてしまう要因になります。
第34回吉川英治文学新人賞を受賞したことのある小説家伊東潤氏が、「自責と他責」についてビジネスマンだった頃の体験とからめて、文にしています。とても参考になるお話しなので、ご紹介します。
『あるAというIT企業の営業マンが、提案コンペで他社に負けてしまいました。Aはクライアントから他社のほうが提案内容がよかったとフィードバックをもらいます。
しかし、Aは「見積もりの金額で負けた」のだと、クライアントからの言葉を受けいれません。会社に戻っても、上司に「金額のせいだ」と報告します。
上司はクライアントに会い、提案内容の差だということを改めて確認しました。金額は他社のほうが高かったのです。「企画の差だ」と上司は言いますが、Aは認めようとしません。
それを境にAの売上は頭打ちとなり、優秀な営業と評価されていましたが、
「何事も他責で考えるという癖が抜けず」
凡庸な営業マンになっていってしまいました。
『日本経済新聞「プロムナード」』
(2014.10.2付夕刊)より
実は、凡庸な営業マンになってしまった「A」とは、伊東氏ご自身のことなのです。
なんだか耳の痛い話で、でも、痛いがゆえに、すばらしい教訓を含んだお話です。
伊東氏の上司が他部署へ異動になる時、営業マン「A」に、つまり伊東氏に「自責の大切さ」を伝え去っていったそうです。
「何事も他責にすれば、その時は楽になる。
しかし、そこで成長は止まる。
何か挫折があるたびに自責で考えると、人は成長する。」
『日本経済新聞「プロムナード」』(2014.10.2付夕刊)
今まで以上に、言葉は意識して使いたいものですね。
ポジティブで、自責思考で・・・
人生をどんどん好転させていくために。
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