以前、このブログで紹介した日本経営合理化協会から出版されている「一倉定の経営心得」は、知る人ぞ知る、プロフェッショナル一倉定氏の経営のエッセンスがまとめられた1冊です。
20年近く前に購入したのですが、改めて読み直してみても、ハッとさせられる言葉が満載の書です。
この「一倉定の経営心得」は企業の経営者、特に中小企業のオーナー経営者向けに書かれているように感じますが、経営者だけでなく、サラリーマンであっても、部下を率いる人にとっては参考になる文章が随所に書かれています。
まさにバイブルですね。
この本には“例言”が、104項目紹介されています。
その中からいくつかを紹介いたします。
・会社の真の支配者は、お客様である。
・我が社の赤字は、お客様を忘れたのが原因である。
・いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である。
・ワンマン決定は権力の現れではない。責任の現れなのである。
・電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である。
・任せるのは「実施」であって、「決定」ではない。
・優れた企業は、必ず優れたビジョンを持っている。
・経営計画書は、社員の心に革命をもたらし、会社に奇跡をもたらす「魔法の書」である。
・「経営計画書」の作成時間を節約するというほど、誤った時間の使用方法はない。
・目標はその通り行かないから役に立たないのではなく、その通り行かないからこそ役に立つのである。
・赤字の会社の共通点は、「無方針」「放任」である。
・最大の得意先でも、売上げの30%以上を依存しないこと。
・「小さな市場で大きな占有率」こそ、優良会社になる近道である。
・セールスマンの適格者は、頭の回転が遅く、社交性に欠け、口が重いことである。
・大切なことは、「コスト」ではなく「収益」である。
・「経費節減病」というのは、多くの会社で繰り返しかかる病気であり、不景気や業績低下時に重症となる。
・経営計画書は、銀行の態度を変える。
・口頭による指令は忘れられ、文章による指令は守られる。
小型の本で、エッセンスが書かれており、携帯していつでも読むことができる一冊です。
黒のカバーが凄くいいです。
5,000社にも及ぶさまざまな業界を指導されてきた中から集めた、至極の格言は、中小企業経営者の魂をゆさぶるはずです。
自社の経営を見直すいいきっかけになること間違いありません。
3564円です。
本日の致知出版『365人の仕事の教科書』は、比屋根毅さんの“耐え抜くところから信用は付いてくる”です。
・成功するためには大きなことを言わなければならない・・・
・有言実行・・・
・会社の社是は、忍耐と信用・・・
・苦しみの中で人間は成長する・・・
耐えることの大切さを痛感した次第。
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