本日5月17日の職場の教養は、「プロの働き」です。
その一部を紹介致します。
理容師になって10年目のTさんが、毎月担当しているお客様のSさんとの散髪中の会話についてです。
その、Sさんが散髪中いつも丁寧な敬語を使って話しかけてくれているとのことについてです。
・・・自分の親よりも年上のSさんに敬語を使われ、何だか申し訳ない気持ちになったTさんは、敬語を使う理由をSさんに率直に聞いてみました。
「自分より年下だからといって、馴れ馴れしく話すのはプロの方に対して失礼な気がして」と答えたSさんの姿勢に、Tさんは感銘を受けました。
敬意を払ってくれるSさんの期待に応えられるよう、プロとして日々技術を磨かなければと思うと同時に、自身のこれまでの接客態度を振り返りました。
Tさんのお客様の中には年下の人も多く、何度も担当して親しくなるにつれ、お客様に敬語を使わなくなっていることに気が付いたのです。
「親しき中にも礼儀あり」は、親しみが過ぎて遠慮がなくなると不和の元になるため、親しい間柄でも礼儀を重んじるよう説いた諺です。相手の立場や年齢にかかわらず、挨拶や感謝の言葉がけなどで敬意を形に表わしていきたいものです・・・
まさにその通りですね。
相手の立場や年齢にかかわらず、敬意を形に表していきたいものです。
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