「したいのにできない」「やめたいのにやめられない」…そんな経験はありませんか?
おそらく誰もが経験あるのではないでしょうか。そんな人におすすめの本です。
島宗 理著 『使える 行動分析学−じぶん実験のすすめ』です。
この本には、大学で行動分析学を教えている島宗先生が、授業の課題として行った「じぶん実験」の実験レポートがまとめられています。
この行動分析学というのは心理学の一つで、目の前の行動そのものを対象としています。そして、何かができないときに、その原因を意志の弱さや能力のせいにはしないところに特徴があります。あくまでも「行動」に注目して理由を探り、「増やしたい行動」を増やしたり、「減らしたい行動」を減らすように、自らの行動を変えていきます。
この本の中には、学生たちの「じぶん実験」レポートがたくさん取り上げられています。
「今までできなかったのは、じぶんが怠け者だからではなく、やり方がわからなかったから」とか、「自分ってきれい好きだったんだ」など、今まで気づかなかった自分を発見した学生も多数います。
みなさんも「じぶん実験」、始めてみませんか?              山口 幸子

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