皆さんは、「豆苗」（とうみょう）は、ご存じですか？私は、青果市場で目にしてはいましたが、あまり食した記憶はありませんでした。
先日、家に帰ると、台所の流し台の前に…
ん？何だ、これ？
母に聞いてみたところ、なんでも、食べた後の根っこを捨てずに水につけておくと、また生えてくるとか何とか…きっとテレビか何かでやっていたのでしょう。影響されやすい？ウチの母らしいです…。
ところが、毎日毎日眺めているものの、いっこうに進展なし。２、３本ひょろひょろと伸びてきたものの、あとはサッパリ…。少しずつでも伸びてくれれば、成長日記が書けたのに…なんて状態でしたので、途中経過の写真は撮りませんでした。
それが！ある日突然！！
なんと、ほとんど全部が、一晩でいっせいに成長してくれました！（驚！）
物事の成長は、常に少しずつ右肩上がりで進むものでなく、初めはジワジワと力を蓄えて、見た目には伸びているように見えなくても、ある日、一氣にスゴい伸びを見せるものなのかもしれないな、と感じました。
中期５ヶ年計画の作成においても、毎年一定の伸びではなく、１、２年目の緻密な準備があるからこそ、出だしの伸びは遅くとも、５年目の目標が達成できる！というものかもしれません。
また、日々頑張っているのに、なかなか成果が出ず、悩んでいたり、スランプだったとしても、決して無駄ではなく、立派な花を咲かせるための大事な根っこ作りの時期なのかもしれません。
自然の摂理を、豆苗に教わった氣がします。 西丸保幸
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