３年後には黒字に・・・

おはようございます。

昨日は関東も大雪でしたね。

新潟はこれからのようです。

気をつけたいですね。

さて、この前の日曜日（２１日）のテレビ番組『シューイチ』で、１０億円の負債を抱えて旅館の女将になった方が・・・。

旅館業経験一切ナシの脱サラ女将さんが、わずか３年で赤字を黒字へとV字回復させた驚きの秘策を紹介していました。

倒産は間違いない。誰もがそう思って、諦めようとしたとき、一人の女性が手を上げたのだとか。

それは「陣屋」の若奥様。

奥様は一流企業で活躍するほどの切れ者だったそうです。

その奥様は、大手IT企業を退社。

企業で培った、経営改革などに、これまでの経験を活かして、ついに「陣屋の改革（リノベーション）」に取りかかったとのこと。

若女将となった奥様は、画期的な改革を次々に断行。

仲居さん全員にタブレットを持たせ、陣屋のスケジュールと、各部屋の管理、顧客情報の徹底など、これまで、分厚い大福帳に手書きしていた膨大で重要な情報を、すべてパソコンをつかってデータベース化。

女将は、特大のモニター（なんと６０インチ）を旅館の中のあちこちに設置。

常連客はもちろん、初めて訪れた顧客の情報をすべてコンピュータに登録。

顧客の健康、家族、趣味、料理の好み等々、ビッグデータを整理して誰にも分るように
モニターに掲示。

板前さんも仲居さんもすべて情報を共有。

最初は、皆、ITの若女将についてこれなかったそうです。

ところが、IT若女将の熱心な意識改革に次第に目が覚めて、いつしか全員が一丸となって「陣屋」の改革に協力し始めたのだとか。

何と旅館は完全週休二日制に。

二日間は旅館を休業されているのだとか。

社員は、休みもたっぷり取得できるようになり、給料も、賞与も増えたそうです。

全員が明るくなると、客足も増え、きめの細かい「陣屋のおもてなし」にファンがさらに増え、陣屋の評判にマスコミが飛びつき、陣屋の特集を組むと、その人気が爆発したのだとか。

https://www.jinya-inn.com/databox/data.php/hot_spring_ja/code

本当にすごいのひとこと。

イノベーション・・・。

情報の共有化・・・。

大いに学ばせていただきました。

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