先日届いた日経ベンチャー誌に、「絶対に潰れない経営」という特集記事が。
その中で、あの日本電産の永守重信社長のインタビューが載っていました。
・・・経営は数字。経営者は絶対的に数字に強くなる必要がある。CFO(最高財務責任者)より経理に強くなければいけない。CFOの言うことをうのみにせず、「おかしいな、そういう数字にならへんやろ」と経常的な勘で当てるんです・・・数字のトレンドをずーっと追っていたらわかります。決算書だけ見てもわかりません。毎日毎日数字を見て「どれだけ売上があがったんやろ」と・・・私はわずか5万円のことでガンガン叱るから、知らない人が見たら「この人なんや」と思う。でも、5万円のときに叱らないと、5億円の損を防げません。小さなミスのときにしっかり対応しないで、大きいミスがおきたらどうするんですか・・・
永守社長は、さらに「経営は凧揚げと一緒。風がなくなるのが不況でね。風があるときは誰でも凧をあげられる。ところが風が弱まったら、ほっとくと落ちる。自分で風をつくるしかない。社長以下全員で走らなければならない。」と。
この特集の巻頭に“あなたはどっち?”の見出しにつづいて、それぞれ次の5項目が書かれています。
『会社を伸ばす経営者“5つの特徴”』
・細かい
・厳しい
・速い
・視野が広い
・前向き
『会社を潰す経営者“5つの特徴”』
・大ざっぱ
・甘い
・遅い
・視野が狭い
・後ろ向き
“細かい”とは、「①会社の数字を毎日詳細に見ている、②整理整頓清掃を徹底している、③指示が具体的で言葉使いにうるさい」とのこと。
本日訪問させていただいたお客様企業の社長様は、当事務所のスタッフが先月の業績を月次決算書に基づいて説明させていただいた後、しばらくの間ご自身で無言で分析をされておられました。
今後の業績見通しも順調とのことですが、まさに数字を意識した経営を行っている社長様であります。
やはり「トップ自らが数字を意識した経営」をしなければならないと言うことですね。
話は変わります。
あのキャンディーズが解散して明日で30年とか。
その明日4日はファンが、キャンディーズ解散コンサートをやったあの後楽園で「大同窓会」を開くとのこと。
当時の後楽園とは、今は東京・水道橋の東京ドームですが、あの日ヘリが何機も飛び回る中での大歓声を背に、後ろ髪を引かれながら大原(税理士受験の専門学校)に向かったのを昨日のように覚えています。
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