昨日、担当スタッフからの報告です。
あるお客様企業の社長様(個人事業主)が、業績が悪いのでいろいろな経費を切りつめることにしたという話です。
固定費の削減は、可能な限り実施すべきであります。
しかし、固定費を下げたからといって限界利益(粗利益)はアップしません。
逆に更に下がり続けるかもしれません。
業績を回復させるには、限界利益をいかに増やすかが全てではないでしょうか。
当然固定費を下げることは大事なことですが、これには限度かあるというもの。
また、下げてはいけない経費を下げることによって、会社の勢いまで下げてしまい限界利益のアップどころかかえって減少を引き起こす事態にならないとも限りません。
特定の固定費を増やすことによってそれ以上の限界利益が増えるのであればそれも正解となるわけです。
そのスタッフに対して、戦略を立て直すことによって収益構造の再構築をぜひはかってもらうことが先決ということを社長様に伝えると共に、貴事業所の強みは何ですか?と尋ねてみてはと、アドバイスしたところです。
意外に自社の強みが分かっていなくて、おそらく、今までは注文を受けてそれをこなすだけで終っていたのではないでしょうか。
自社の“売り”を明確にすることによって、やるべきことが見えて来るというものです。
まさに“現状維持は衰退を意味する”であります・・・。
話は変わります。
先ほど、市内を車で走っていたら、ルームミラーでタクシーが追走してくるのを確認。
よくよくそのタクシーをみると、前方のナンバープレートの真上当たりに“寿”と大きく書かれたプレートが・・・。
もしかしたらと思い信号で停止した際に注意深く見ると、後部座席にお母さんと思われる人と共に角隠しを着けた花嫁さんが乗車しているではありませんか。
おそらく自宅から花嫁を送るところなのでしょう。
タクシーは、三条市内の会社のようでしたので、三条から加茂に嫁がれるということなのでしょうか。
おめでたい場面に遭遇し、なにやらこちらも嬉しくなった次第でありました・・・。
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