最近、出逢った書籍を紹介いたします。
『倒産時代の会社にお金が残る経営』というタイトルの本で、著者は曽根康正氏、白木智巳氏、出版社は明日香出版。
副題は、“なぜ、あなたの会社にお金が残らないのか?”。
つぶれない会社経営をしていくには、会社のキャッシュが増えるよう、財務諸表をチェックしたり、中長期経営計画を立てたりして、倒産しないような経営体質に変えていかなければならないといった内容の本です。
破産した会社の例を入れながら、財務的な主眼で教え説いています。
目から鱗の本です。
本の目次からです。
1.破産する会社はどんな会社で、その経営者はどんな人か?
2.経営者にとっての決算書の基本
3.自分の会社も取引先も、決算書でチェックすべきところ
4.経営者自身と経営の現状把握
5.会社はなぜ倒産するか
6.貸借対照表と損益計算書の関係性の基本
7.あまりよく見ていなかった貸借対照表の簡単な読み方
8.キャッシュの大きさを測る―当座比率
9.利益の大きさを測る―自己資本比率
10.してもいい設備投資と借入金
11.損益計算書と変動損益計算書の読み方
12.会社を潰さない売上高―損益分岐点分析
13.経営者がコントロールできるか―社員給与配分率
14.一人当たり限界利益―労働生産性
15.キャッシュを増やして100年企業になる経営の特徴
16.対談 倒産しない会社に、もっともっと、なっていただくために
流動比率よりも、当座比率を重視すべきと書かれていましたがもまさしく同感。
おすすめの一冊です。
https://www.asuka-g.co.jp/book/business/management/011053.html
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