年末年始は、コロナ禍の中、皆さんどのように過ごされましたか。
私自身、せっかくの機会なので、Amazonプライムビデオを何本かを観賞。
その中の一つで、感銘を受けたので紹介いたします。
タイトルは、「本日は、お日柄もよく」。
2017年の作品で、原田マハさんの徳間文庫から出ている『本日は、お日柄もよく』というタイトルの小説の映画版でした。
「スピーチライター」というお仕事を軸に展開していくエンターテイメントです。
長谷川京子さん演じる久美さんの言葉のいくつもに感動の連続・・・。
鑑賞しながらメモをした一部を紹介します。
① 「changeの「g」を 「c」に変えたら、chance になる。チェンジは、チャンスだ」
②困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい
3時間後の君、涙がとまっている
24時間後の君、涙が乾いている
2日後の君、顔を上げている
3日後の君、歩き出している
③「話すために、聞く」
④辛い話なら、「大変でしたね」、楽しい話なら「すてきですね」これだけで良い
⑤言葉はときとして、世の中を変える力を持つ
⑥船が入港するまで待つな、船に向かって泳げ
⑦誰の周りにもチャンスに溢れている
など。
言葉に重きを置いた作品で、出てくる言葉が全て暖かく、感銘する内容でした。
同じことを言っても、響かない言葉もあるし響く言葉もあるわけで、改めてり伝え方は大切と痛感した次第であります。
ところでドラマの中で、「スピーチの極意 十箇条」を紹介していました。
1.スピーチの目指すところを明確にすること
2.エピソード、具体例を盛り込んだ原稿を作り、全文暗記すること
3.力を抜き、心静かに平常心で臨むこと
4.タイムキーパーを立てること
5.トップバッターとして登場するのは極力避けること
6.聴衆が静かになるのを待って始めること
7.しっかりと前を向き、右左を向いて、会場全体を見渡しながら語りかけること
8.言葉はゆっくり、声は腹から出すこと
9.導入部は静かに、徐々に盛り上げ、感動的にしめくくること
10.最後まで、決して泣かないこと
この映画は、「言葉の力ってすごい」「言葉で人の胸を打つことができるんだ」素直にそう思える作品です。
ぜひ、おすすめです。
今度は、映画でなく、小説も読んでみたいと思います。
https://www.tokuma.jp/ohigara/
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