攻めの経費をケチらない・・・

企業は、環境適用業と言われます。

従来のやり方だけでは存続発展はないと言っても過言ではありません。

そこで、会社の利益を上げるために、通常考えられることは、

①収益を増やす

②費用を減らす

の２つです。

しかし、この２つ以外にも、方法があります。

②の費用を増やして、その費用を増やしたことでその費用以上の利益を上げられればいいわけです。

以前にもこのコーナーでご紹介させていた書籍、ダイヤモンド社発行の株式会社武蔵野・小山昇社長の著書『数字は人格』の１７４ページに書かれている内容を紹介いたします。

・・・経費を削れば利益は増えますが、経費は「投資」の側面もあります。

賃料の増加分は、もう数年先まで元がとれています・・・・

すごいのひとことですね。

社員の稟議を一度は断ったものの、二度目はOKをだし、攻めの経費の支出を決断し、結果的に賃料の増加分以上の利益を上げることとなったことは、本当にすごいのひとことですね。

むだな経費は削減することは当然のことですが。

トップの仕事は、「決めること」と、小山社長は著書によく書かれていますが、まさにこのことですね。

『数字は人格』　小山昇著

本書の内容

経営は現金に始まり、現金に終わる！９割の社長が見ないＢ／Ｓの中に宝がある！危険シグナルはこう見抜け！お金がどんどん増える数字の使い方！銀行は“３点セット”で無担保・無保証！人を育てる数字・ダメにする数字一挙公開！お金を持っている社長だけが“人格者”、全５１社の事例を収録！

目次

プロローグ　数字が人格、お金が愛
第１章　会社の命運は「キャッシュ」が握っている
第２章　銀行から無担保・無保証で借りる３つの方法
第３章　社長は「Ｂ／Ｓ」のココだけ見ていればいい
第４章　赤字から黒字へ！「数字は人格」でＶ字回復
第５章　社員を「数字」で育てる

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