一昨日の、夜のBSテレ東のテレビ番組、「グロースの翼~350万社の奮闘記~」は、“床を磨いて品質を磨く”。
東京大田区のバネ製造の会社 小松ばね工業さん。
創業社長が急に亡くなって内紛が起きたとのこと。
社長はいったんはめいの節子さんの夫が就任したがすぐに退任させられ、その後、めいの節子さんが社長に。
会社にはまったく関わっていない専業主婦であった節子社長(43歳)。
みんなが好き勝手なことをやっていた
幹部からは名前だけの社長でいいと言われた。
あるとき、節子社長は、たまたま参加した経営セミナーで、会社がつぶれたとき社長が全責任を負うんだと言われた。
それで、ちゃんとやることはやろうと考えはじめ、経営を学び経営計画書を作り上げた。
最初はみんな戸惑ったが徐々に同意してくれた。
特に力を入れたのが、“環境整備の徹底”。
薄汚れた工場で仕事をしていることにびっくりした。
バネが散らかりそれを平気でふんでいる。
あるときお客様が、オタクはお金を踏んでいるんじゃないかと言われた。
それ以来、社員全員が掃除。
散乱している工具や部品も種類ごとに仕訳。
ものづくりに望む気持ちを整えた。
それから徐々に製品の品質が上がっていった。
作業着をグレーから白に変えた。
白だと汚れが分かる。
汚れがつかないぐらい工場をキレイにしていった。
それと比例して業績が上がっていった。
まさに、“床を磨いて品質を磨く”だったとのこと。
ぜひ、YouTubeにアップされているので、見逃した方はいただければと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=uaOf6o9zCJk
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