今朝8日の新聞・日経MJ紙1面及び5面にわたって、「小売業の進むべき道は」という見出しで、いつも業界の盟主で注目をあびている、セブンイレブンの名誉顧問である鈴木敏文さんと、ユニクロ会長兼社長の柳井正さんの興味深い記事が掲載されています。
柳井さん
・顧客が何をもとめているのかを探ることが先
・毎日の商売でのコミュニケーションからお客様の本音を聞き、商品を作ること
・ゼロベースで全部をやり替える
・値引き依存からの脱却
・小売業の勝負はこれからで、中小企業こそチャンスがある。
・日本一といえる何かが必要
さらにも柳井さんは、「大成功したいとの強い思いをもつて、後は思い切ってやる勇気と、誠実さが重要」と述べています。
柳井さんのベストセラー本「一勝九敗」を思い出しました。
今なお失敗を恐れず、果敢に挑戦をし続ける柳井氏の経営論が書かれていたことを。
鈴木さん
・他人が反対することに価値がある
・安さの追求から質の追求になっても、常に新しいことに挑戦し続けなければならない
・無人コンビニは、人件費が下がっても、それ以上に売上が下がる
・常に変化し続ける事が大事
さらに、鈴木さんは、「商売は人を相手にするからこそ、人の心理を突かなければいけない。消費は心理学。やっぱり人間相手の商売だから、人間の心理を追求することが重要だ。」と。
両者とも、過去の成功体験を否定してイノベーションを起こす必要があルという考え方であり、壊すべき過去のやり方は今度は自社の中にあるということ・・・のようです。
信念を持ってやり抜く事の大切さを改めて感じた次第です。
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