2023年も残り一か月を切りました。例年のことですが、この時期は、時が過ぎるのはあっという間という感覚です。
仕事もプライベートもすっきりした気持ちで新年を迎えるには、やり残しがないよう整理し、新年に持ち越すものは、どのようにするかを明確にしておきたいものですね。
先日、ふらっと立ち寄った書店で、何気なく平積みに置いてある書籍の一つを手にとってパラパラとめくってみたところ「じっくり読んでみたい」と思い購入した一冊が、自由国民社刊・磯島裕樹さん著の『小さな会社の赤字が消える仕事の片付け』です。
本書籍のカバーに「中小零細企業の経営効率化は、“すてる・わける・しまう”だけでいい」と書かれています。
本書籍で一番大きなメッセージは、“すてる”作業。
本当にやらなくていいことは、もうやめましょう。無駄なことは潔くやめる決断をすることが、業務改善の大きな一歩となります。
逆に、本当にやらなければならないことは、“やりたくてできる人”に任せてください。
それには、従業員一人ひとりが何を望み、何を得手・不得手としているのか、潜在的に備える能力や、これまでの経験とスキル、人間性といった部分をさらにブラッシュアップし、適所適材に配置することが大切です。
そのためには、業務をできるだけ細かく分けて明確にする=「わける」作業を行ったのちに、細分化したそれらの業務を組み合わせたり、改良したりしながら、人がやるのか、機械が行うのか、AIなどのITに委ねるのか、外部に委託するのかといった判断を下す=「しまう」作業を行う・・・
と書かれています。
本書は、「すてる」「わける」「しまう」の3ステップに加えて「高価値化」といった4つのステップで高精度な打ち手が可能となり、事業の赤字をなくす・利益を高める糸口に気付けるヒントが満載の本です。
自社の状況を想像しながら本書を読むことによって、どの課題に取り組むべきかを明確にするためにも、おすすめの一冊です。
自由国民社刊・磯島裕樹さん著「小さな会社の赤字が消える仕事の片付け」
11月23日発行で、定価は税込みで1650円です。
さて、本日の致知出版『心が熱くなる365人の生き方の教科書』は、元空将・織田邦男さんの“危機管理のイロハ”です。
危機管理に大切な原則は、情報の集まるところに権限を委任するということ・・・
前例のない危機において、情報が最も入ってくるのはやはり現場・・・
一番何をすべきかを知っている現場に対応を一任し、責任はトップが取るというのが危機管理のあり方・・・
米国連邦緊急事態管理庁には、
1.腹心を現場に派遣せよ
2.現場に裁量の権限を委任せよ
3.日頃から信頼できる部下を育成せよ
というFEMAの原則という対応原則がある・・・
とにかく危機管理の最中は、実情を知らない外野があれこれ批判や責任追及するのは厳に慎む。それが危機管理のイロハだ・・・と文章は結ばれています。
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