27年ぶりの高値となる3620円に。
2019年夏ごろまでの約2年間は2000円近辺で推移していた日本KFCの株価。
今朝22日の日経新聞の記事からです。
テレビコマーシャルで流れている、あの「ランチ、ケンタッキーにしない?」のCMが、売上アップの要因のようです。
そして、これが一人客を取り込んでいるのだとか。
ケンタッキーといえば、クリスマスの時のチキンというイメージ。
新聞記事によると、これまでの日本KFCは、利益が10~12月期に偏っていたとのこと。
クリスマスシーズンにはチキンやサイドメニューをセットにした単価の高い商品が売れるためで、過去の四半期ごとの営業損益をみると、7~12月期に黒字を出す一方、4~6月期は赤字が目立っていたとのこと。
2019年3月期も年間の営業利益(22億円)の76%を2018年10~12月期に稼いだそうです。
それが今期は4~6月期でも9億円強の営業黒字(前年同期は5億円強の営業赤字)を確保。
2019年4~9月期の営業利益は前年同期比で約5倍の24億円。
その後の繁忙期である10月~12月も既存店売上高が前年同期を上回っているそうです。
「ケンタッキーは年に1度だけ」という人が大半だったようですが、このCMの効果で業績が常態的に回復したようです。
ところでこの「500円ランチ」。
午前10時から16時まで看板商品のオリジナルチキンやツイスターなどをセットで提供しているものだそうです。
現在提供している「ランチAツイスターセット」は税込み550円。
それぞれを単品で注文した場合(810円)に比べ3割強も安い価格です。
ぜひ、一度このお得感を体感してみたいものですね。
それにしても、テレビCM効果はすごいですね。
それと、あの「ランチ、ケンタッキーにしない?」というフレーズは耳にのこりますよね。
マーケティングの重要性を改めて感じた次第でありました。
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