組織を形成する人間には、5種類のパターンがあるそうです。
これは、サンリ能力開発研究所代表西田文郎氏の著書「面白いほど成功するツキの大原則」の中で書かれている事柄です。
以下、その内容を紹介します。
・組織の中ではどんなにイヤでも、次の5つのどれかに分類されてしまう。
A・・環境変革型
 普通の人間なら絶望するような、恐ろしく困難な環境に置かれても少しも影響されず、とてつもない願望力を維持してしまう人間がいる。モチベーションが低下しない。それどころか障害があればあるほど、ますます燃え上がる。徹底したプラス思考で、成功するまでチャレンジし続け、最後には環境や状況のほうを自分の思い通りに変えてしまう。
「俺は、レースに出たら絶対負けない。なぜなら勝つまでやり通すからだ」と本多宗一郎はいったが、このタイプはどの分野でも成功者になる。
B・・環境改善型
 変革型とともに、組織内の「勝ち組」である。
強いプラス思考を持ち、旺盛なチャレンジ精神で目標に立ち向かう。通常はハイ・モチベーションを維持するが、著しく困難な局面になると弱気になり、モチベーションが低下してしまうことがある。いつまでも№2にとどまっている理由がそこにある。
しかし、立ち直りは早く、スランプやプセトー(伸び悩み)、落ち込みを克服して、また、ハイ・モチベーションを取り戻す。
C・・環境順応型
 チャレンジ精神、モチベーションのレベルが低く、主体的に取り組めない。環境や状況、廻りの人間に左右されやすく、モチベーションがコロコロ変化する。昨日は張り切っていたと思うと、今日はすっかりやる気をなくしている。
つまり主体性がないということだが、主体的でないとは、生き甲斐をもてないということである。「これでもいい」「仕方がない」と、現状に妥協してながされていく。状況のよいときなら、それでいい。しかし状況が悪くなると、どんどんル悪くなってしまう。
D・・環境逃避型
 順応型と同様、組織の「負け組」に属する。目標意識をもてない。もとうとすると、失敗、恐怖が無意識のうちに働いて、「どうせ自分にはできっこない」「無理だろう」「無理しなくても」と考えてしまう。当然、主体的であることも、積極的になることもしない。しかし自己防衛本能は人一倍強いから、自分を正当化するグチや不満、悪口は大好きだ。
このタイプを動かす事ができるのはプレッシャーである。
D・・環境破壊型
 「環境が悪い、まわりの人間が悪い」と責任を転嫁する。他人の足を引っ張り、他人の失敗を喜ぶのはストレスの発散になるからだ。当然、まわりの人のウケもよくない。放っておくと組織の調和を乱し、環境を破壊することさえある。真剣な忠告やアドバイスなどに対しても、まったく聞く耳を持っていない。
著者は、この本の中で、組織内の「負け組」である順応型や逃避型、破壊型は、どんなに意識改革しても「勝ち組」にはなれないと断言しています。
それは、どんなに「勝ち組」になりたくても、潜在意識が「ダメ」を出す。だから、いくら意識改革しても、なれそうな気がしない。むしろ、「負け組」になる予感がするからだとのこと。
しかし、能力開発こそが、この「ダメ」だと思う「心の壁」を突き破ることができると述べています。
著書自身が“「負け組」は「勝ち組」に絶対なれないと私はいった。ところが、何を間違えたのか順応型や逃避型の人間が、突発的に変革型、改善型に変身してしまう例がある。”と述べています。
それは、“多くの場合、新しい友人や新しい仲間との出会い、目をかけてくれる上司や、ひいきにしてくれる顧客とのつきあい、新しいジャンルの仕事との巡り会い、あるいは結婚、子供の誕生、親の死などがきっかけとなっている”と解説しています。
結論として、著者は、「心の壁」を突き破るのに必要なのは、“ツキ”と“運”であると断言しています。
“ツキ”と“運”だけが、それを可能にし、人との出会い、モノとの出会い、自分意外のどこかからすばらしい力をもらうことが大切と締めくくっています。 
著者曰く。
“ツキ”とはなにか・・・・それは“出会い”
“運”とは何か・・・・それは“ツキの連続”
だそうです。
ツキと運をぜひ高めたいものですね・・・。
話は変わります。
今日5日は市内の中学校の卒業式。
別れと出会いの季節ですね・・・。

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