あの手羽先で有名な居酒屋「世界の山ちゃん」。
以前ニュースでその創業され代表取締役を務められていた山本氏が59歳で解離性大動脈瘤急逝されたというニュースが3年ほど前に・・・。
ほんの数時間前まで元氣だったにもかかわらず。
その後任の社長に就任されたのが奥様とのこと。
今日の出世ナビNIKKEI STYLEというサイトに掲載されたいました。
そのサイトに、その社長就任についての経緯等が紹介されています。
あまりにも急なことだったので、奥様が代表取締役を引き受けるしかない状況だったそうです。
ご主人が亡くなられた日に社長をやれるのは奥様しかいないと取引先から言われたのだとか。
当時、小学生と中学生の子供が3人いらっしゃって『できません』といったんはお断りを。
その翌日、別の取引先からも再び『奥さんしかいない』『僕たちがサポートするから』と言われそうです。
『幹部から報告を上げさせるから、奥さんは家にいてとにかくハンコを押してくれればいい』とも言われたそうですが、中途半端なことができない性格で、やるなら徹底的にやるし、やらないならやらない。
ゼロか100だな、と考えたとか。
社長を引き受けるのであれば、従業員のみなさんと同じ空気を吸いながら、全力でやろうと思い、悩みに悩んでとうとう引き受けることにしたのだそうです。
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その奥さんは、ご結婚する前は小学校の教師で、企業に勤めた経験は全くないとのこと。
逆に経験があったら、引き受けていなかったかもしれません・・・と話されていたそうです。
外部から社長を連れてくるという選択しも、考えなかったわけではないそうですが、ご主人が作った会社を人手に渡したくないという気持ちがあったから代表を引き受けた理由の一つだとか。
外部から社長を連れてきたら、社風も変わってしまうし、幹部の中で次期社長候補が決まっていなかったことも。
ところで、『世界の山ちゃん』の社是は『立派な変人たれ』だそうです。
変人とはユニークでおもしろいことと変化することという両方の意味があり、まじめなところはすごくまじめ、そしておもしろいことをとても愛している会社。
その社風を変えたくなかったそうです。
なんと、社員は全員、マジックができ、お客様を笑わせることも。
月に1度、社員総会があり、その総会の場で幹部が冗談を言ってちょっと笑いが出るぐらいの、ある意味『ゆるい』会社なのだとか。
やるなら徹底的、やらないならやらない。ゼロか100か・・・という考えで体表取締役を引き受けたとのこと。
すごい決断ですね。
世界の山ちゃんは、全国各地にありますが、残念ながら新潟県内にはありません。
手羽先5本で450円。
やみつきになるうまさですよね。
ゆで落花生もおいしいですよね。
http://www.yamachan.co.jp/menu/grand.php
また、行ってみたくなりました。
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