やはり、今朝は結構雪が積もっています(休み明けの朝に積もるというパターンが多いように感じます)。
20㎝弱のようですが、すでに除雪車が通っていったあとがあります。
これから玄関まわりの除雪をしなければ・・・。
ところでいつも愛読させていただいている日経BP社発行の「日経ベンチャー1月号」に、全国一斉新聞折り込みチラシとを行ったり、テレビやラジオショッピングで1000億円超企業へと成長続けるジャパネットたかたの高田明社長の記事が91ページに掲載されています。
あのかん高い特徴ある高田社長のセールストークは親しみを持つ方も多いようです。
その記事のタイトルは、「変化対応は明日からでは遅すぎる」。
・・・ジャパネットたかたは、毎日テレビショッピングの番組を放送しています。
一部を除き1回きりの放送です。同じ商品を紹介する方法を毎回全面的に変えるわけではありませんが、気づいたことを付け加えたり表現を変えたりすることはしょっちゅうあります。
時代やお客様の関心事は日々変わっています。再放送を繰り返すのではお客様の心は動きません。伝え方の工夫や変化が常に必要なのです。
表現方法を変えることでお客様の反応は大きく変わります。たとえば人気商品の一つ、電子辞書がその良い例です。
当社のテレビショッピングでは電子辞書を紹介するとき、収録している「国語辞典」「英和辞典」などの現物をすべてみせます。現物を並べることによって、「こんな小さな電子辞書に、これほどたくさんのコンテンツがはいっているのか」とてお客様に実感していただけます。
この見せ方はとても効果的で、始めたときには多くの反響がありました。
それでも同じ方法を続けていると新鮮みがなくなるので、変えています。電子辞書のコンテンツ数が10冊程度だったころは現物の辞書を横に並べていました。電子辞書の機能がアップして収録数が50冊を超えたときには、これを縦に積み上げました。その方が収録数の多さを表現できると考えたからです。そのインパクトは大きく、従来の倍以上の売り上げになりました。
やがて収録コンテンツがさらに増えて現物の積み上げが困難になってからは横に並べていましたが、先日、再び積み上げてみました。最新機種は収録数が100冊以上あるため、2つの山に分けて重ねていきました。これがすごい迫力で、机の上に並べたときの3倍売れました。
あまりに山積みにしたため、生放送中に雪崩を起こしたこともありますが、実はこのときが一番の売れ行きでした。
手のひらサイズのカーナビも見せ方を変えて売り上げを大きく伸ばした商品です。当初はテーブルの上に商品を置いて説明していましたが、あるとき、生放送開始10秒前にひらめき、私はカーナビをスーツのポケットに忍ばせました。商品をポケットすら取り出すことで、コンパクトさや持ち歩きができる点を強調しようと考えたのです。お客様の反応は予想以上で、売り上げが一気に5倍になりました。
番組を日々、制作し、放送していると、時代の変化の激しさをひしひしと感じます。これに対応するには、「明日から」ではもう遅く、「今そのとき」変えていかなければならないと思います。毎回の放送が真剣勝負なのです・・・
どうしたら消費者に製品の良さを伝えることができるかという高田社長の思いが全ての結果を表しているのではないでしょうか。
ジャパネットのテレビCMでも、その一端を感じ取るコメントがあります。
『なにを買うか。いくら買うか。それを、誰から買うか。ジャパネットを選んでよかったと思っていただけるように、ジャパネットはがんばります・・・。』というフレーズ。
当事務所はサービス業。
学ぶところ大であります。
週の始まりです。
今週も充実した週にしましょう!!!
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