官公庁は、今日4日が仕事始めですね。

当社は、本日4日までお休みをいただいており、明日5日から業務開始です。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申しあげます。

さて、2021年の干支は十二支で言うところの「丑年(うしどし)」。

正確に干支を表すと「辛丑(かのと・うし)」だそうです。

ネットで調べてみました。

「辛丑」は、どうやら痛みを伴う衰退と、新たな息吹が互いに増強し合う年という意味のようです。

さらに「辛丑」は、地道で堅実、不動の精神力を指し示しているとか。

そもそも干支は、未来に起きる出来事を知るために生み出された暦のシステムとのこと。

「辛」は痛みを伴う幕引き、「丑」は殻を破ろうとする命の息吹、そして希望。

また、中国の古代思想に大きな影響を受けている占術として「二十八宿」なるものがあるそうです。

それによると2021年は「觜宿(ししゅく)」にあたるそうで、その意味は「稽古始め・運搬始めに吉、造作・衣類着始めに凶」というもののようです。

新しく習い事を始めるにはいい年のようですが、そのために新しい服を着るのはダメ。

材料を運び始めるのには縁起がいいが、作り始めるのはダメと、なんともはやもどかしい年であることを指し示しているようです。

これらを総合しまとめてみると、

1.「辛」で思い悩みながら衰退をしつつ、「丑」で新しい生命の息吹がある・・・。

2.その際、マイナスが大きければ大きいほどプラスも大きくなる・・・。

3.そして、大きな希望を手に入れるカギは、堅実で強い精神力にある・・・。

加えて二十八宿では、運び始めても作るべからず、習い始めても新品を着るべからず。つまりは、焦らず慎重に進めることが重要と、何とも強い意志が試される1年になりそうですね。

「ピンチは、チャンス!」と言うのは、実は、この「丑年」のことのようです。

このピンチは、必ずやチャンスてあるという強い思いで、2021年の仕事始めをスタートしたいものですね。

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