2004/ 6/30(水)曇り

『会社の方針!?』

今日6月30日は、みそかで大ばらい。昨年の大晦日からはや半年。

今年の半年を振り返り、残り半年をより良い日々に過ごせるように祈念したいと思っております。ということで、例年どおり、夜は、家族で近くの神社へ参拝に行く予定であります。

今朝の新潟日報の投書欄「窓」に、67歳の主婦の「危うくリフォーム詐欺被害に」という記事が載っていました。

内容は、おれおれ詐欺まがいの体験をしたという話です。

・・・雨が降った日の午後、リフォームのコマーシャルで耳にする社名の入った上着を着た男性が、近所で工事を始めるのでうるさくするがと挨拶に来た。。その立ち去り際に「お宅は小さい人がいますか。」と聞かれて「いませんよ。年寄りの二人暮らしですよ」と思わずぽろりとしゃっべってしまった。5分もして再び先ほどの男性が、風呂場に水漏れしているところがあるといい、ボイラーの影の土台と地面の濡れているところを指さして外からではわからないから中に入って見せてくれという。老人世帯と見くびられたようだったので断固断る。すると私が教えて挙げたのによそに頼むのか、と居直る。家族構成を探って、これがこの会社のノウハウなのか。1週間も続いた梅雨の晴れ間で、土台もカラカラに乾いている。・・・

と、締めくくっています。

本当にこのやり方がこの会社の方針とは思えません。無理な営業ノルマが結果的にこのような結果を引き起こしているしか考えられません。会社の本当の目的が明確にされずに目先の結果だけを追った結果ではないでしょうか。

考えさせられた記事でありました。

話は変わります。昨日、ある会の会合の後で講演会がありました。

テーマは「江戸商人はど根性がなかった」。講師はフリーランス内科医の横山芳郎氏です。

プロジェクターを使った楽しいユーモアのある内容でありました。江戸商人の気さくな気質を堪能した次第です。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~edomedic/

2004/ 6/29(火)曇り

『もうすぐ7月』

もうすぐ7月です。今年も半年が終わりです。

7月10日は、源泉所得税の納期です。

給料の税金を半年にいっぺん支払う特例を受けている会社は、源泉税の納付についての資金繰りの準備をしましょう。

役員報酬が資金繰りの都合で支払えないような場合でも、源泉税や社会保険料は納付しなければなりません。

そういう場合は役員報酬の見直しをぜひしたいものです。

また、役員報酬の未払金が多額になってきている場合は、未払金ではなく、役員借入金という科目に振り替えするのも方法です。

中小企業の決算で役員からの借入金は、自己資本と同じに解釈する旨、金融庁の金融検査マニュアルに書かれてあります。

2004/ 6/28(月)曇り

『農業経営が楽しい』

先日仕事で伺ったある稲作経営をしている方の話です。

農業経営が楽しいとのこと。

それは、いろいろな試行錯誤で、おいしい米をつくることにトライしているからだそうです。

原価も3倍もかかる米の生産も手がけ始めたとか。そのために月に1回程度の勉強会にも参加。

おいしい米は、高くても売れるとのこと。

おそらくおいしいといいながら食べる人の顔が浮かぶから楽しくなるのでしょうね。

 

この話をお聞きした時、先日19日の大武さんの講演会での内容を思い出しました。

・・・付加価値のあるいいものを作って売る企業が永続する企業である。発泡酒にしろ、マクドナルドにしろ低価格戦略は一時は栄えてもいずれは衰える・・・

2004/ 6/27(日)曇り

『先安期待感』

デジタル家電が売れています。しかし、今朝の日経新聞では薄型テレビにしろ、DVDにしろ、まだまだ割高という意識調査の結果が掲載されています。

先安期待感が働き逆に買い控えも起きているかもしれないということでしょうか。

オリンピック景気にはならないのでしょうか。

2004/ 6/26(土)雨

『銀行の決算書の見方』

昨日は、午後から雨の中、高速で上越まで出張。

会議の出席のためでしたが、その会議の前に研修会があり、出席。

テーマは、「やさしい銀行のよみかた〜よくわかる銀行のディスクロージャー〜」で、講師は全国銀行協会企画広報室長の御崎良雄氏。

TKC会員の研修会でしたので、参加者は全員税理士。講師曰く、税理士のみなさんの前で決算書の設明をするのは初めてとか。

終了後の質問で、銀行の決算書のフォーム(表示の仕方や並べ方)がわかりずらくしているのでは・・・。

わかりにくいものがさらにわかりにくくなっている一要因のような気が致します。

もっとわかりやすい形でディスクロージャーしてもらいたいものです。

いずれにしても貴重な有意義な研修でありました。

2004/ 6/25(金)曇り

『4信金が最終赤字』

今日の日経新聞に、県内の信金・信組の3月決算が掲載されています。

来年4月ペイオフ全面解禁を控え、不良債権処理を徹底したこと等により、長岡信金・新発田信金・村上信金・加茂信金の4信金が最終赤字となっています。

ほとんどの信金・信組は貸出金が減少し収益力低下が鮮明になっています。なかでも新発田信金・新潟大栄信組・太陽信組は5%を上回る減少率。

単に地域密着というキャッチフレーズだけでは、生き残りは難しく合併で営業基盤を広げながら管理部門を縮小するのが1つの解決策になるだろうと解説しています。

いよいよ、県内信金・信組の合併ラッシュになるのでしょうか。

金融機関は貸出先の格付けを行っておりますが、借りる企業側も、来年4月からのペイオフを控えて、自身を守るために金融機関を今まで以上に選び抜かなければならない時代といえるのではないでしょうか。

2004/ 6/24(木)曇り

『今夜は経営塾を開催します』

今夜は、当事務所主催の経営塾の開催です。

テーマは、「企業に必要な保険のかけ方」〜企業経営のための無駄のない必要最低限の生命保険等の契約(見直し)について〜です。

企業は永続発展しなければなりません。そのため、企業経営を行うにあたってリスクがあればそのリスクが発生しないように予防するのは当然ですが、予防しても損失は発生するもの。その発生した時に最善の対処をすることが要求されます。その対処の方法の具体的方法として、保険があります。また、その保険もむだがあっては行けません・・・、とうような観点から話させて頂きます。

講師は私と、外資系生命保険会社の担当者です。

どなたでも参加大歓迎です。ふるってご参加を・・・。

2004/ 6/23(水)曇り

『昨日の反省』

昨夜は、ある会の会合に出席。与えられた役に対しての自分自身の対応のふがいなさに反省です。

構成メンバーが云々の前に、自分自身がどこまでかかわったかが大事なことは十分承知しているにもかかわらず・・・。

自身の心に余裕が無かったのが原因です。

引き受けた以上はやり抜くしかありません。反省をふまえてこの時点から挽回です。

 

今朝の新聞に金融審議会が、銀行が将来の税の戻りを自己資本に参入できる繰延税金資産への規制を当面見送る報告書を了承したとありました。

金融機関の保護ともいえる規制の先送りでしょうか・・・。

2004/ 6/22(火)曇り

『台風娘』

昨夜は本当に暑苦しい夜でありました。

台風の雨・風もたいしたことなく一安心といったところです。

台風娘の話です。

一昨日のこのコーナーで紹介した、セーラ・マリ・カミングさんについてひと言。

とにかく、すごいパワーの持ち主という印象でした。

無理と言われたら、やりたくなる性格だとか。その名も「台風娘」というあだなまでつけられたほど。

彼女はアメリカ、ペンシルヴァニア出身で、関西外語大学にて日本語を勉強したこともある日本通。もともと、葛飾北斎に興味があった彼女は、 この桝一の江戸時代当主が北斎のパトロンであったことを知り、五輪開催後に当家を訪ねたのが、桝一の社員になるきっかけだったとのこと。

その後、彼女の新鮮な発想と感性が、売上業績が落ち込んでいた桝一を活気づけ、売上高4倍の業績アップを成し遂げることに。

いまや、「取締役」の肩書きを持ち、商品開発や敷地内にある日本酒レストラン「蔵部」の設計運営にも携わるという大活躍ぶり。

好きな言葉は、二つだそうです。

一つは、「為せば成る・・・・・」

もう一つは、「投げたらあかん!」

この講演では、彼女が関わった企画の映像を10本近く楽しく見ることができました。

その一つに、“小布施見にマラソン”。

見るという意味の見にと、ミニをかけたものだとか。

海のない小布施に人の波を作りたいと言うことで、始めたものだそうです。昨年が第1回目で、企画から3ヶ月で成し遂げたとか。それも海の日(7/18)に開催するところがすごいところ。今年はすでに1600人が参加申込で、今月いっぱいどなたでもOKとのこと。それぞれ好きな衣装をまとって楽しく完走するのが目的のようです。途中途中には、地域の方々が思い思いの差し入れを準備。演奏をしながら参加者に応援する人まで。本当に楽しそうなイベントでありました。

名刺交換をさせていただいた際、そのパワーはどこからくるのですかと質問。

人と人との出会い、みんなが喜ぶことが好きだからというような返事が・・・。

日本人の中の日本人というような外国人でありました。

一期一会がモットーとか。

http://www.masuichi.com/sarah/index.html#

2004/ 6/21(月)曇り

『「トイレ掃除に」学ぶ』

台風接近のためか、今朝は真夏のような暑さです。フェーン現象のようです。

昨日は、トイレ掃除に学ぶ会に参加。市内の石川小学校をお借りしての開催でありました。校長先生、PTA会長、生徒等学校関係者の方々も大勢参加頂きありがとうございました。

またまた、「トイレ掃除に」学ばさせて頂きました。

高野製作所の高野恒也さん、お疲れ様でした。次回もよろしく。

2004/ 6/20(日)曇り

『夏期大学』

昨日は、TKC関信会夏期大学出席のための出張でありました。

大宮のソニックシティが会場。

7月1日から国税庁長官となられる大武主税局長の講演では、我々税理士に今まで以上の期待を述べられ、なかでも現場に近い税理士の役割の増大について話されました。大変感銘を受けた次第です。

東京フィルの演奏は、生で聴くのは初体験であり、本当にしびれるほどのひとときでありました。小林美恵さんのバイオリンは最高。

分科会での講師は、桝一市村酒造のセーラ・マリ・カミングスさんの「造り酒屋再建に賭けた夢」というテーマの講演。

こちらも感動ものでした。詳細は後日。

2004/ 6/19(土)曇り

『東京フィルを生で聴けるなんて最高』

今日はこれからスタッフ共々6人で、大武健一郎財務省主税局長(国税庁長官に内定)の講演と東京フィルハーモニー交響楽団の演奏を聴きに大宮へ出張です。

「フィガロの結婚」「運命」などなど楽しみにしています。

2004/ 6/18(金)曇り

『経営者がお金に強くなければ生き残れない』

昨日、ある会合の懇親会での会話一部です。

・・・企業は社長がお金に強くなければ生き残れない。

常に「お金」の裏付けを忘れないこと。儲けたお金がどこにの消えたのかをいつも意識し続けること。

そのためには、「資産」は、徹底して縮小化すること。・・・

損益計算書も大事ですが、それと同等以上に貸借対照表、すなわちキャッシュの流れが大事であるという話に意気投合した次第でありました。

 

それにしても梅雨入り後、一滴の雨も降らない天候です。後でまとまった雨が降らなければいいのですが。

2004/ 6/17(木)晴れ

『住宅ローンアドバイザー』

長期金利が昨日も上昇しました。0.075%上がって 1.870%に。

一時は1.875%まで上昇したようです。

金利引き上げが与える今後の企業経営への影響が心配です。

住宅建設も堅調で各銀行とも住宅ローンの販売に力を入れています。

私も事情あって、最近住宅ローンのハウツウ本を12.3冊ほど購入し、研究(!?)した次第です。

それぞれの金融機関で、優遇金利キャンペーン等を実施し、どれが有利かなかなかわかりにくいもの。住宅ローンは20年30年と払い続け、金利総額1000万円以上になるケースも少なくありません。

そういう意味でもどのローンを選ぶかは慎重に判断しなければなりませんね。

こういったわかりづらいという住宅ローンに対しての専門資格が誕生します。

国土交通省の住宅供給事業者を通じた住宅ローンの供給方策に向けての調査研究会は「住宅ローンアドバイザー」制度の創設を決定したとのことです。

ただ、国家資格ではなく、公益法人など第三者機関が認定する任意資格にする模様です。

私もチャレンジしてみたいものです。

2004/ 6/16(水)晴れ

『地震保険の検討』

きょうは、あの新潟地震がおきた日です。あれからちょうど40年。

いまだにあの日を昨日のように記憶しています。当時、私は小学校1年。ちょうど学校から帰ってただいまと言った直後の午後1時すぎ。何の前触れもなく大音響が辺りを襲ったのと同時に大きな揺れがおきたので、母親がとっさに私を抱きかかえて外に飛び出たことを。

新潟市内では「傾いたビルからの火災発生」「昭和大橋の橋桁落下」「一昼夜以上にわたって燃え続けた昭和石油のタンク」「土台ごとひっくり返った県営アパート」「水浸しの空港」「信濃川の大逆流」「国体競技場施設の崩壊」等々。震源付近の粟島では約1mも隆起したほどでありました。

昭和石油のタンク火災の煙は30キロ以上離れた、この加茂の地からもはっきりと見えたほどです。しばらくの間近くの商店から山崎パンなどがなくなったのを記憶しています。全てが新潟の炊き出しに使われたとのことです。

新潟市が断水となったため、父が加茂の水を一升瓶につめて、新潟の知人の家まで運んでいったことも記憶しています。それも地震で止まった国鉄の線路を新津から歩いて。

県民の半数が新潟地震を知らない世代になった今、地震への備えについて今一度考え見直してみたいものです。

新潟地震は40周年周期ともいわれてもおります。

損害保険の見直しもぜひ行いたいものです。リスクに対する対策として。

火災保険では、地震を起因とする火災による損害や地震により延焼・拡大した損害は補償されませんので、ぜひ、地震保険を検討しましょう。

http://www.mof.go.jp/jouhou/seisaku/jisin.htm

2004/ 6/15(火)晴れ

『児童手当は小学3年まで』

昨日、国が金融機関に対して公的資金を機動的に資本注入できるようにするための枠組みを定めた金融機能強化法が成立。

地域金融機関の再編が加速する見通しです。来年4月からのペイオフ全面解禁の前後に暗に合併を迫られる金融機関が現れるのではとの警戒感が強まっているそうです。

平成17年3月に爆発する「時限爆弾」(6/8のこのコーナーで書いたことです。)まで、秒読みという感です。

あわせて、昨日参議院で可決成立した法案の一つに改正児童手当法があります。

児童手当の支給対象は現行では小学校入学前迄ですが、今回の改正で、小学校3年生までに拡充となりました。新たな対象者は、9月末日までに市区町村の窓口に申請すれば、今年4月にさかのぼって手当がうけとられることになります。

支給額は第1子と第二子がそれぞれ月5000円。第三子以降はそれぞれ10000円。 

夫婦と子供二人世帯の場合、会社員は年収780万円未満、自営業者は596万3000円未満なら受給できます。

 

今日は市内にある八幡神社の春の大祭です。御輿行列が街を練り歩きます。

2004/ 6/14(月)晴れ

『連帯保証人』

昨日の三条新聞に先日行われた三条商工会議所主催での講演会「実録!連帯保証人と経営責任の取り方、」の内容(講師はFPの振田仁氏)が記事として掲載されています。

その講演では、実際に連帯保証人(6億7000万円の個人保証)として会社の破産(負債総額10億円)を体験された生々しい現実と、その原因を話されています。

・・・倒産の危機で経営者が考えることは、社員の生活と再就職先が最優先。そして、連帯保証人への影響を軽減すること。さらに古くからの取引先への支払い確保と、地元の少額の取引先への支払い。ただ、連帯保証人への影響の軽減は難しく、無傷ではすまない。・・・と、述べています。

また、資金運用先を銀行一本にしないとも述べ、体験者でになければ分からない現実やノウハウが語られており、興味深く読んだ次第です。

2004/ 6/13(日)晴れ

『時にはリフレッシュを』

今朝の新聞広告に、「感動!発見!!」夏休みの旅・・・という見出しで夏の旅行プランの広告が大々的に掲載されています。

もうそんな時期になったのかとの感じです。

時にはゆっくりと休みをとりリフレッシュしたいものです。

2004/ 6/12(土)曇り

『信用保証制度の本来のあり方』

昨日は、新潟県商工会連合会の経営安定特別相談室の連絡調整会議に出席。

昨年から当相談室の専門相談員を引き受けさせて頂いたことによるもの。

参加者には、新潟県信用保証協会の業務部長を始め、県内の協会全支店長も列席。

最近の相談事業の実施体制、相談実績、等々について保証協会・相談室専門スタッフ・事務局が集まっての貴重な意見が多く出された意義ある会議でありました。

保証協会からは、保証業務の実績、企業再生支援の取り組みについての説明が行われ、我々スタッフ側からは、保証協会に対する意見要望等も多く発言。

何のための信用保証なのか、信用保証制度の本来のあり方を再度見直すことも大事ではないかと痛感したところです。

2004/ 6/11(金)晴れ

『今年もあのナイヤガラが・・・』

企業経営において、収益に貢献しない固定コストの削減は行わなければなりません。

売上が落ちた、赤字決算だから、経費一律カットを行うということを耳にしますが、結果として経費は削減されるでしょうが、ますます、売上がダウンし、業績がさらに悪貨となるのは時間の問題ではないでしょうか。

削減すべきコストは削減し、逆にかけるべきところには戦略的にかけることが、業績改善、結果的に赤字の縮小、黒字への転換となるのではと考えます。

ということで、今年の「越後加茂川夏祭り」も例年通りの予算規模(2200万円)で、実施されることが昨夜の加茂商工会議所の懇談会で報告がなされました。

このような経済情勢なのだから、祭り自体を縮小すべきではとの意見もあるようでありましたが、逆にこのような経済情勢だからこそ、地域の産業の活性化のために全市民参加の祭りを行うべきと考えます。がんばるぞーという気にさせるようなわくわくした祭りにしたいものです。

あの2キロbの大ナイヤガラは今年も8月14日にみられるというわけですね。


加茂でしか見られません!
加茂川縦断2km大ナイアガラ

2004/ 6/10(木)晴れ

『土地の有効活用』

不動産有効活用の例です。

@遊休土地に5000万円の賃貸住宅の建設(全額借入)をして年間300万円の利益計上と、A同じ面積の遊休土地に1億円の賃貸住宅の建設(全額借入)をして年間600万円の利益計上。

皆さんは、@とAの二者択一の場合、どちらを選択致しますか。

当然、投資リスクは無いという前提ですが。

感覚的に5000万円の借財を背負うのと、1億円の借財を背負うのとでは、精神的にも5000万円の方を選択するのがと思うかたがほとんどではないでしょうか。

しかし、借財は、最終的には入居者からいただく家賃の中から支払うという考えをとれば、その家賃が今後確実に全室分入ってくるという家賃保証があれば借財の大小はそう問題ではなく、同じ面積の土地を所有していてどちらが多く財産を増やせるかという事が最大の検討事項では・・・。

ということについて、昨夜はある会議で大変盛り上がった次第でありました。

 

今日から、長期プライムレートが0.2%引き上げられ、1.9%。

公庫の貸出利率も今日10日貸出分から0.2%引き上げられ現行の1.7%から1.9%に引き上げです。本格的な金利上昇局面に突入でしょうか。

2004/ 6/ 9(水)曇り

『才能を伸ばす人の条件・・・』

今回も、先日(4日)届いたフナイFAXからです。

船井幸雄氏が気に入った最近のコトバとして、いくつか紹介しています。

そのうちの一つは、浜田麻紀子さんとの対談の中で、彼女が「伸びる人」について語ったコトバ。浜田さんは人を採用する名人というぐらいの方で、彼女が「伸びる人」というのは、@「ハイ」と必ず返事をする人A時間を守る人B自分の小さな我にとらわれず、上司から言われたことはまずすなおにやる人C自分が責任者になった時、自分の言葉に責任を持つ人だとのことです。

以上4つをすべて満たす人であれば、どの会社でも必ず才能を伸ばし、貢献する人になるのですぐに採用することにしているそうです。

当然伸ばさせる側の努力等も必要であることは当然であると思いますが。

 

また、風邪がはやっています。いい意味での緊張感をもって仕事をすることで風邪のウイルスなどはね飛ばしたいものです。

2004/ 6/ 8(火)雨

『平成17年3月に爆発する「時限爆弾」!?』

昨日の続きです。

昨日、新たに届いた中村中先生からのメールの一部からです。

全地域金融機関のリレバン機能強化計画に基づく集中改善期間は来年3月まで。

とは言うものの、まだまだ金融庁の「ルール先行、事後的フォロー」の方針転換を意識せず、計画未達成時の金融庁のペナルティの恐ろしさについて、まだ対岸の火事のように他人事として見ている地域金融機関が多いと中村中先生は指摘されております。

・・・この計画は、“平成17年3月に爆発する「時限爆弾」”であり、その爆弾のスイッチは金融庁が持っていることを十分感じているからです。

りそな銀行、足利銀行の公的資金の投入やUFJ銀行の寺西頭取の退任もこの計画と同じ位置付けにある「金融再生プログラム」の経営改善計画等の未達によるものでした。

したがって、来年3月の集中改善期間の期限が近づくにつれて、地域金融機関の動きは貸出し現場でも活発になってくるものと思います。・・・

 

当事務所は、地域金融機関の機能強化計画を理解して地域金融機関と中小企業とのパイプ役を演じると同時に、地元の地域金融機関とともに地域再生・活性化の推進役・アドバイザー役を担うべくのが役割と考え、鋭意努力する所存です。

2004/ 6/ 7(月)曇り

『ペイオフ解禁間近にしての対応』

昨日、以前、講演会の講師においで頂いた、金融コンサルタント中村中先生からメールを頂きました。

これからは、リレバン新時代において戦略経営を目指さなければならない旨の内容でありました。

・・・・・これからは、いっそう税理士・会計士・中小企業診断士が、地元の地方銀行・信用金庫・信用組合(地域金融機関)への助言やコミュニケーション業務を行わなければなりません。

そのためには、地域金融機関に関するそれなりの知識やスキルを身につけることが大切です。

基礎的金融用語・銀行取引知識やその技術論等もふくめて学ぶ必要があります。・・・

・・・全ての地域金融機関としては、それぞれの機能強化計画の集中化改善期間の期限が来年3月までということですから、早期に皆様との提携なり、コミュニケーションの構築を求めているのも確かです。

したがって、事務所内にこの助言の体制を作るにはスピードも重要になってきます。皆様と地域金融機関との間のパイプが太くなり十分なコミュニケーションが図れるように全力投球を行うつもりです。・・・・・

大変ありがたい言葉を頂きました。さらに、先生が講師をされる研修会のお誘いも頂きありがたい限りであります。

来年のペイオフ解禁を前に金融情勢がますます厳しくなると思われますが、当事務所としてはスタッフ一同、お客様のご期待に添うべく研鑽に励む所存です。

本年9月に、年当初に計画したとおり当事務所主催の金融セミナーを中村中先生を講師に実施する計画です。

詳しい内容は後日お知らせ致しますが、多数の方々のご参加をお待ちしております。

2004/ 6/ 6(日)晴れ

『セールストーク』

昨日、ある店に行き、何気なく、商品を見ていたところ、2.3名いた店員のうちの1人の方が、それとなく近づいてきてその商品の説明を始めてくれました。

聞いていると、とても分かり易く、また、しつこさが無く、商品の特性を自信を持ってすすめるセールレストーク。

おもわず、その場で決めちゃおうかなと思ったのですが、金額も金額なので、また、来ますと行ってその場を立ち去ろうとしたところ、ほんの気持ちですが、この次に来られる時にお持ち下さいと言って渡されたのが「再来店券」なるもの。次回訪問時に商品を購入した際、車代分として1000円割り引いてくれるとのこと。

なるほど・・・と、感心しながら帰ってきた次第でありました。

値段も安かったですが、ぜひその店で購入したいとさせられた素晴らしい営業の方との出会いでありました。残念ながら、名刺を頂くのを忘れてしまいましたが。

2004/ 6/ 5(土)晴れ

『ペース配分が大事』

なんと、東京から熊本まで家族連れを乗せたタクシーの運転手がいるそうです。

先週のフナイFAXに掲載されていた内容です。

その運転手に「それは疲れたでしょう?」と質問したところ、つぎのようにな返事がその運転手から返ってきたそうです。

「いいえ、運転で疲れるのは急ぐからです。急がなければほとんど疲れません。私は長距離を走る際は80キロぐらいで巡行します。120キロ以上出すと2倍疲れますし、燃費も悪くなります。それに到着時刻も1時間とかわりませんから」。

つまり、「2割早く走るだけで2倍疲れる」ということでしょうか。

仕事においてもある程度の能力と筋力が身に付いた人は、ペース配分を意識すればねらにいい仕事ができるようになる、いくら能力と筋力があっても、疲れや焦りのためにストレスを抱えた状態では、決していい仕事はできないと書かれていました。

ストレスを発散し、ペース配分を考え仕事をしたいものですね。

2004/ 6/ 4(金)晴れ

『社内の管理体制』

ある会社の事例です。

融資を受けていれば、その金融機関に定期的に決算書を提出するのは、当然のようには思いますが、突然融資担当者から電話があり、至急決算書を出してほしい旨の電話があったとのこと。担当者は、社長が不在のため明日になる旨の返答を行ったそうです。

責任者が不在であれば、決算関係書類等は、従業員の判断で社外持ち出しは通常不可で、今言われて、はい、そうですかという会社はないのではと思うのですが・・・。

金融機関の事情もあるとは思いますが、せめて2.3日後にであれば話は分かるのですが。

私自身この話を聞いて、逆に、社内の管理体制を試されているのではと思ったほどでありました。

今回の教訓としては、@決算終了後、催促される前に速やかに金融機関に決算書を持参し、今期の報告及び来期の計画の説明を行う。A部外に持ち出す場合、許可がいるものいらないものを明確に定めておくこと等・・・でありました。

2004/ 6/ 3(木)晴れ

『回収無くして販売無し』

今朝の新聞によると、隣の田上町の家具製造会社が先月末で事業停止し、近々債権者会議が開かれると伝えています。負債総額6億円余りとのこと。

またまた、老舗格の会社の倒産で残念でなりません。連鎖倒産が無ければいいのですが。

話は変わります。数日前に、お客様企業に訪問した際にお聞きした話です。

・・・売上先の与信管理はこれまで以上厳格にしなければならない。手形をもらっている先については、通常月一回の手形期日とは別に諸払いの期日があるはず。営業担当は、その日をおさえ、その諸払いの遅れなどをきちっと把握してもらうことを徹底したい。そうすることによって手形期日前に不渡りの発生を予測でき、善後策を打ちやすくなる。・・・と。

代金を現金で回収してこそ、売上であり、商売の基本。

回収無くして販売無しであります。

2004/ 6/ 2(水)晴れ

『有限会社が無くなる・・・』

今後、有限会社が無くなるようです。

一昨日の日刊工業新聞によると株式会社と有限会社は一体化し、有限会社は株式会社に一本化となるそうです。

株式会社の最低資本金制は撤廃、1円でも可能とするもの。一本化される株式会社は有限会社並の緩やかな規制とする方向で議論され、今日から行われる法制審議会会社法部会で原案を議論し、7月中の要綱案をまとめ、来年の通常国会で法改正をめざすとのこと。

現行の有限会社は現行維持か株式会社への転換は選択のようですが。

さらに税理士・公認会計士を活用した新しい会計参与の仕組みを会社法に導入するとあります。

21世紀にふさわしい会社法制を確立するのが狙いとありますが、自己資本の充実のために最低資本金制を導入したかと思えば、今度は21世紀らしい方向のため最低資本制を撤廃。

全く国の考えていることがわからないというのが私の感想です。

2004/ 6/ 1(火)曇り

『今日から6月』

今日から6月ですね。もうじき、あの熱い夏が間近という感じです。

おとといの日曜日の朝、一番下の娘と市内をサイクリング。小学校のグランドで行われていた消防演習を見学した後、加茂の名所の加茂山公園池の端の鬼面茶屋へ行き、9時30分頃からところてんとかき氷を正味。早々と夏を感じたひとときでありました。ちなみにところてんは200円、かき氷は250円でした。

今月20日の日曜日の午前中、燕・三条掃除に学ぶ会が市内の石川小学校で行われます。どなたでも、ふるってご参加下さい。参加費は300円です。いろいろな気づきが得られること間違いありません。

こょうから一週間は、天気の日が続きそうですね。今月もがんばりましょう。